28.9.12

パッサカリア

今日の音はフランスシターです。

修道院や教会の
聖歌の伴奏楽器として奏でられていたシター...

出会いは2年前に遡ります。

チェンバロの師匠(ダミアン・原田)に連絡をいただき、
レッスンに伺ったその時から私の魂とこころが鮮やかに活動を始めたのです。

早速その日にブログでUpしているのですが、

左手はコード(和音)。右手はクラマティック(メロディ)。

当たり前のことですが、
演奏する側は一人ひとりの異なった個性、感性、そしてひらめきが求められます。

逆に聴く側になったとき、
その人の魂をも垣間見る、
こころの内をいつも見せられている想いでもあります。


いろいろな指使いを駆使していけば面白いだろうなぁ~と実感。

与えられた課題をマスターしている昨今です。
特にハーモニクス奏法について。


シターによる演奏も、
私にとって与えられた使命、神のご計画の内にあるのだなぁと思います。



シターは集中力を要する楽器です。

譜面は初見で読みますが、
その後の練習はあまり集中しすぎると指に豆ができます。

でも片手間に演奏できる楽器ではありません。





時が許され、
皆さまに美しい音をお届けできることを祈っている私です。











課題曲の

MARCEL GODARAのPASSACAILLE.


19.9.12

始まりました。


昨年末に、ある工房主が譲って下さった可愛いスピネット...

ただいま、
蓋を開けると空っぽです。

新たな息吹を一から吹き込むために、
ジャック、その他の必要部品の製作を友人と打ち合わせをしながら出来上がるのを待っています。


それはちょうど先月から着手。
先日の連休にも打ち合わせに行ってきたところです。




依頼した部品たちが完成すると、楽器の弦張り、そしてヴォイシング作業に入ることができます。

今年中には何とか響かせられるようにしたい・・というのが希望なのですが、
どうなることやら...

楽器内部の部品製作、弦張り、ヴォイシングなどの分野は
この友人と私のパートナーの合作になります。

我が家にはピアノ、そして今年27年目になるデュルケン(フレミッシュ)のチェンバロと
フランスシター、そして娘のヴィオラ、モダンとバロックのそれぞれのヴァイオリンの音が鳴っています。

色々な作業が始まったスピネットですが、
どのような素敵な音に生まれかわるのか・・愉しみで待ち遠しい私です。



少しずつ、
ゆるやかなテンポで
色々な「音」をお届けできればいいなと思っています。