29.10.14

私と娘のおと



昨日の仕事前に
バロックヴァイオリンの娘と合わせをしました。


イタリアものを数曲...
いつもいきなりですから、互いにこの日も初見です。


初見視奏は新鮮。
音としての意味はもちろんのこと、同時に運動としての意味もありますものね。


まずは、
渡された譜面全体の情報を瞬時に視て音を紡ぐ。



大阪は
去った月曜日に、早々と木枯らし1号が吹いて戸外は寒くなりました。


寒くても、
バロックな音がお部屋を暖かくしてくれたのも確かです。




こころもホットに。



21.10.14

音の花が咲く



ヴァイオリニストの娘が楽譜を大量買い。

仕事で必要な曲なのだそうですが。

その合わせで伴奏ピアニストです。

どおりで昨夜から、
今日のレッスン予定を聞いてくると思いました(笑)

合わせた曲の中に、
NHKで流れている震災支援プロジェクトのテーマソングの
菅野よう子さん作曲「花は咲く」が。

聴いていても、歌っていても、
自ら奏でるとなおさら、こころが引きつけられます。


バロックも、モダンも...
音は素直に楽しむもの。


たまに付き合わされています^^

20.10.14

シンプルと言うおと



そろそろマスターのお顔が見たくて、私用の帰りにバロック喫茶もみの木に寄りました。

そうだ!月曜日は休業日!と思いきや、
近ずくとドア越しにコーヒーの香りがふわ~り!


店内に入るとBGMはモダンなピアコン♪

前回行ったときも私用の帰りで、
このときはたっぷり愚痴を聞いてもらったけれど..

それ以降も、全く何の雑音もなくしなやかに進行中の旨もお話したら喜んでくれました。

いろいろなアドヴァイスをしていただけるのが嬉しい。
年の功ですね。

コーヒーを注文したら、信州のお土産を添えてくれました。



シンプルにする、
していくのは難しいねぇ~というお話になりました。


このお店ともう20年以上のお付き合いになりますが、
少しも変わらないマスターのシンプルさにも学ぶべきところが沢山あります。











レトロな店内の装飾は、音楽好きのマスターならでは。


ここのお店でも
10年に渡り、毎年チェンバロコンサートで一日、店内をお借りしたことも...
10年目のプログラムはバッハ・フーガの技法でした^^


美味しいコーヒーと、心地いいバロックの音。
時にはモダンの音。また時には日本の音。






温かいお話と
音の響きに居心地良すぎて、




いつものように
お尻に根っこが生えてしまいそうでしたけれど...^^




シンプルって
誤魔化しはききませんね。

13.10.14

ゆるり高知

テレビやラジオで台風19号のニュースが駆け巡っている先週末、
高知に行ってきました。


義母のお見舞いです。
少しずつ良くなっていているので、まずは一安心。


一泊の滞在は、
好天気で、暑くて...天候に恵まれました。
そこはやはり南国土佐と言われる所以ですね。




久しぶりの高知城散策も・・



入り口にある板垣退助の姿に倣い、同じポーズで気合を入れて天守閣へ。






庭に咲くお花が、




車での走行と、
暑さでめずらしくバテ気味だった私に、涼しさと快適さと心地良さを分けてくれました。






夕食では大好きな日本酒をグイっと。





       私好みのグラスでね。





翌朝は...当然、ゆっくりな目覚め(汗)



テーブルには
義兄の奥さんが用意してくれていたコーヒーと可愛いパンのモーニング。
カップも素敵でしょ?


甘えさせてもらいました^^;
・・が、シンクにあった洗い物の食器...キチンとお片付けしましたですよ(笑)





入院中なのに、
しきりに亡き父のことを気にしてくれて優しい言葉を掛けてくれる義母です。



退院が
許されるその日までゆっくりしていただきたいものです^^

4.10.14

秋のおと

私にとって
父との思い出を与えてくれた最後のチャンスとなったまさに一年目。



昨年の今ごろ...


入院する今は亡き父の看病のため、
松山での長い滞在の準備を始めたところでした。


そんな感無量の10月に、

お友達の声楽家女史にお誘いいただき、


昨日、
とある神戸近郊の隠れ家のcafeのお部屋をお借りして音の花を咲かせてきました。






美味しいコーヒーと、



温もりいっぱいのランプ、


フェルメールの画を思わせるお部屋の風景...



訪ねる度に
色々な閃きが与えられる、素敵で不思議な佇まいなのです。



  静寂なこころで、

  音を紡ぐ喜び。



年齢を重ねるって楽しいですね。


  音とこころの開放。


昨年10月からの一年を振り返りながら、


   この日の音の空間で、

   それまでの音楽観、こころが開放されていくのを発見しました。







           温かいプレゼントと一緒に。