26.2.16

声のないおと


シターはいつもチェンバロのお隣で。

昨年11月から再開したシター・・昨日は月1のレッスン日でした。


幼少時から鍵盤関係の楽器の生活だった私が、あるきっかけを境に初めて弦楽器を手にし、
学びながら演奏活動・・いや、演奏活動をしながら学んでいる現在です(シターの活動開始は2014年から)


シターにお聞きしたい。
この小さな四角い楽器の・・どこに、不思議な力を秘めているのだろう...


おとが感性を磨き、こころを開いていく。
両手で直接、弦をはじいていく中で、色々な思いに出会って、
静寂のおとの深海にいるのです。


魂・精神・こころ。
師匠から、奏法だけではなく、声なき教えも受けているシター。

ン十年前の、若~い頃のチェンバロ修業時代もそうでした。

弟子入りしたばかりの頃は若すぎて、
いろいろな経験不足からある意味自分の中ではきつかった想い出がありますが...それも今は昔^^



音や言葉、形にして学ぶだけではなく、

声はなくとも、耳を傾ける。
それをキャッチして、自分のものにしていくことは重要。


若くても、年齢を重ねても、これだけは変わりなく。ですね。