ラベル スピネット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル スピネット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

18.9.20

多角形のおと

 


久々の投稿です。


ご覧くださる皆さま。いつもありがとうございます。


暑さも和らいで、

やっと秋の気配、薫り…過ごしやすくなりました。


ニュースと言えば、

連日コロナ関係で持ちきりでしたが、

他のニュースも話題に上がるようになりました。



先日、

柿渋がコロナの不活化になると言う新発見も!!!



新型コロナウイルスの件で、

レッスン室での音ごもりが多いのですが、


今までと変わりないいつものスタイルなので、

苦にはならない私です。


何故かいま、この時とばかりに、思いも寄らない多用が集中(汗)

なので、たまにボーっと、ぶらぶら近所を彷徨ったりしていますけれど。。。(爆)


ご近所に、お散歩と思いきや、

「まだ修行しているのよ。」と仰る、卒寿を超えた御尊老の女性がいらっしゃるのですが、


お会いした時には、

お話しを聴かせていただきながら、

様々なご経験を重ねられ、立派に生きて来られた、

一人間、一女性としての強さを学ばせていただいたり。。。


自分らしい、多角的で多面的な日々の音生活の中で、



    「汝、自分を愛するように隣人を愛せよ」



マタイ第22:39この御言葉が、こころの中で賛美しています。


全ては光。光には凄い力がある。


simpleな多角形。


写真は、スピネットを彩ってくれる光の額縁。

我が家の風物詩。

この週初めに観た秋の合図です。


16.1.20

こころの琴線に触れるおと



遠慮なく。感謝して。

隠れ家もみの木のマスター亡き後、
ママと交流を続け、先日、献花を兼ねてご自宅に伺ってきました。








一生忘れることが出来ない御恩と、想い出の薫りと味。
コーヒーカップとソーサーのセットをお分けしていただきました。


ソーサーの絵はオルガン。もみの木のオリジナルカップです。


この店内での10年間のコンサート含め、
愉しませていただいたおよそ26〜7年もの長い歳月の中で、
バッハ好きだったマスターの言葉と、心の温もりを、目と手の届くところに。


家族たちからの嬉しいプレゼントと、
ママからもみの木のカップセットを譲っていただきました。

去った12日はMy birthdayだったのですが、
今年は、楽しい、ビックリな、思いもよらない
誕生日になりました。


現在はまだ閉店中ですが、
50年近くかけてマスターが築いた音の空間です。

その日は全くの未定ですが、
シターや、店内にあるスピネットで、再び音が喜ぶ日の光が見えてきました。


来たる春の教授方との会のバロック音楽プレゼンに向けての原稿作成。
また、読みたい書籍と、それぞれの音楽作品にリスペクトしながら、
見えない音のデザインに余念がありません。





2020年。年が明けました。
一月もはや半ばです。



申し遅れましたが、
本年もよろしくお願い申し上げます。

15.11.19

バロック喫茶もみの木・感謝と待望



先日、
久々に、隠れ家・コーヒーとバロック音楽の喫茶もみの木に行って参りました。

マスターの奥さま(ママ)とお店で待ち合わせをして、
ご自宅に伺い、御霊前に献花をさせて戴きました。

人の命は神のもの。
遺影を前に…安らかに。ただただ感謝するのみ。

私が大阪の父と慕っていたマスターが、
今春、天に召され、お店は10月1日をもって閉店。
先日のママ(大阪の母)とのお話の中では、新たに開店の可能性もあると言います。

ご近所やご遠方のファンの方たちからも、お問い合わせが絶えない現在。

しつこいようですが(記事は投稿済)
わたくし自身、ちょうど30代半ばから10年間に渡り、
年に1〜2度もみの木でもチェンバロコンサートを開催し、
近年では、スピネット、シター演奏もさせていただきました。


今想えば、楽器と客席が近くて、
精神的、音楽的に鍛えられた場です。


10年目のプログラムは、その間、演奏していなかったバッハ。
いきなりのフーガの技法の抜粋を始めとしたオールバッハプログラムでした。


その後、フーガの技法は、全曲リサイタルなど、
抜粋と合わせて今までに5公演の経験を重ねる事ができました。


フーガの技法が始まったのはもみの木からです。


至極残念ですが、
再開の折には、昨年諸事情終えて5年振りとなったリサイタルの特に2部で演奏した曲をお贈りしたいと言う旨をママにお伝えしておきました。


マスターとママと私…家族ぐるみの交流をさせていただき、
演奏期間を含め、凡そ30年の時を経て、共にグレイヘアに変身。



互いにこころ解放。自由。
ママとの穏やかに、愉しい時間でした。

バッハ好きが高じて、
バロック喫茶「もみの木」を開店されたマスター。


49年前に大阪で開催された万博で、
ブリティッシュコロンビア州館で使用されていた高さ約50mの巨木もみの木が、
人生転機となり、喫茶店のカウンターに形を変えて、
美味しいコーヒーと共に温かく迎えてくれていた、
誰もが知る老舗の有名喫茶店です。



喫茶店再開。
昨年11月のチェンバロリサイタル前に、
既にマスターからお店の存続の件と、
スピネットをどうするかと言うご相談を受けていたわたくしです。


心からそれを期待し、
微力ですがお手伝いさせていただきたく思い、願っている現在です。



まだ終わった訳ではありません。
マスターのイケメンな遺影を前に、


感謝すると共に、
再開を心から待ち望み、ありがとうございましたと。
またお話をしに伺いますから。


7.5.18

喜色のおと


花が笑み、山笑ふ。

神の創造の美。
空の鳥。野の花。
自然の音を観て聴く。

微笑みからスタートしたゴールデンウイーク。
初日から、美しい花を観ました。



月日が経つのは早いもので、
ちょうどその日は亡き父の、4回目の命日。

その翌日、
共に憩う母たちの墓前で祈り、喜びを伝え感謝してきました。



それぞれの空では、美しい清らかな鳥たちのハーモニー♪

天と地。野と山で、
ありがとう!がこだまする平安なとき。

父を天に送ってから、
多彩で充実した、大賑わいのゴールデンウイークが続いています。
お休みなしです。

重ねて行く齢と共に、
素直なこころで 、笑みをこぼして行きたいと思います。


自然をこころで聴いた最終日の昨日。








やっとこの日。
自分をスローにして、

古都奈良の飛鳥で、
ママチャリを借りて、自然と歴史のウォッチング!












そして...
セントくんの隣で、額田王になりきってみました。


父と母も聴いてくれた、
チェンバロ、シター、スピネットの演奏も、
祈りと共に。静寂に。そしてカラフルに。


今年の長いゴールデンウィーク...

音に例えると、
古のおと、近代のおと、現代のおと、和のおとを感じ取ることができました。


いま、様々な念いが交差しています。



    音楽と同様。
    心身も緊張と弛緩を持って。

15.3.18

春の春


木曜日です。

急遽、もみの木の日にして、午後から音をつぶやきました。


今日はひらめいてシターです。


ちょうど、
受験でレッスンを卒業していた弟子が、
4月に某大学医学部入学で親元を離れます。

お約束をしていた事もあり、
美味しいコーヒーとケーキ。
マスターから、コーヒーゼリーと紅茶もごちそうしていただいて。。。

序でに、まだ聴いたことのない音を、楽しんでもらおうと思いました。

お母さんのおと。
日本の懐かしいうた。
わらべうた。

店内は盛況!
紳士な男性や、女子会?と思われる奥様方がお見えになっていました。

いつものバロックな空間は、平成から昭和へ。

名前も音も初めてという、
シターに直接触れてもらって、聴いていただきました。


やさしい音。癒される音と...。


様々な想い、多種多様なジャンルの方々と共に、静かに時が流れます。


もみの木の日は、
もちろん、ご尊老の皆さまも大歓迎です。






春は、旅立ち。

    そして、

    新たな出会いの始まりです。

25.1.18

もみの木の日



シターとスピネットの「もみの木の日」
本日から始まりました。

音をつぶやく日を定めない木曜日。
今日はスピネットで。


曲は決まっていません。
決まっているのは、日本のうた。日本のこころということ。
その日、その時に想うおと。導かれるうたを。
共に力を抜いて。心赴くまま。自由自在。

今日は、慈しみ(Itsukushimi)から始まり、いい日旅立ち。
アレンジを繰り返しながら、ふるさと。ゆりかごの歌。遥かな友に。冬景色etc...

少しずつ、
記憶に残る日の本の古き良き時代の音で、こころ安まる空間になりますように。


いつもここにはバッハが居て、
モーツァルトが居て、シューベルト、ベートーヴェンさん達大御所がいるけれど…
たまには休んでもらって、彼らにも日の本の音楽を楽しんでもらおう!(笑)













コーヒーの香り。

木の温もり。

語らい。

音楽の調和。

こころの平和。



   もみの木の日は、

   ぶら〜り普段着です。

21.7.17

記憶のおと


大阪万博の、コロンビア館で使用されていた大木を、
カウンターやテーブルに活用して、開店47年のバロック喫茶もみの木。


昨日と今日。
隠れ家で、シターとスピネットの音を奏でてきました。

地元では初めてのシターと言う弦楽器。

弾いている私も、
コーヒーを飲みながら聴いてくださる方々も、
レトロな店内と相まって、ゆったりの空間でした。


FBやその他SNSでつぶやいてはいましたが、
今回は、何れも特別なご案内はしていませんでした。

こぢんまり。カジュアルに。
音を樂しむ。音樂です。


シターも、スピネットも、すべて日本人の作品です。

懐かしさと、記憶と。
故郷を想う。幼い頃に戻る。

レトロな店内は昭和の情景が残っています。

スピネットの横にある蓄音機。ホーンが花開いているようにこちらを向いて📣

弦をはじくスピネット。
弦を爪弾いてシター。



初めて聴いたマスター曰く。
癒される音やねと。

それぞれの楽器で、和をうたう。

涼を求めて入店される方。
ご近所のお得意さま。
遠方から訪れる方々etc.

たくさんの刺激を頂戴致しました。
ありがとうございます!

こころの中に、
耳を傾ける難しい父がいて。
満面笑みの可愛い母がいる。

優しいお母さんのおと。


感謝です。
貴重な二日間。

このお店でまた爪弾きます♪


1.3.17

包まれるおと


今日から3月。
春はまだ遠い?

日差しは暖かだけれど、寒さがまだ少し肌に感じます。


サイズ直しをお願いしていた演奏用ドレスが仕上がったので受け取りにいってきました。
その帰路、隠れ家のもみの木へ。

私的にちょっと嬉しいお話のご報告も兼ねて、
今年最初の、マスターと楽しい音楽話あれこれ。

早速
いつものスピネットの隣席で、いつものコーヒー。

今日のBGMは、
ゴルトベルク変奏曲のアンサンブルバージョンで、
円やかなオーボエの音(ね)に心地よく酔いながら、

その曲が、一周して2周目になり、
コーヒーゼリーをごちそうしてくれました。

お店に入るなり、
いきなり、こころの音の花が、パッと咲いた瞬間があったのですが、
なんと♪隠れ家に立ち寄るのを待っていてくれたのです。
来るのを待ってたんよ!と。
感謝です。


詳細はまだ未定ですが、
この隠れ家で、シターの演奏をさせていただきます。

それぞれの
古の時代を呼び起こしてくださるような
時を共有できたらと。



楽しいことを考える。
楽しんでいることを想像する。



    マスターの言葉に、

    胸躍る、弥生3月の始まりです。

12.1.17

時を刻むおと


好天気と共に迎えた新年もあっという間でした。

私にとっては、正直少し気が抜けたお正月でしたけれど...4年振りに、少しゆっくりさせてもらいました。

昨年の秋に母を看送って以降、私的にバタバタ続きで、、、やっと、今日、久しぶりに、
お世話になった老人ホームを訪問してきました。

主人公は居なくなっても、ご尊老の皆さまに敬意と感謝を込めて。

新しくご尊老の方たちが入居しています。
たおやかにやさしい音で満ちていました。

久しぶりに「今日の花」を観ました。



まだ、母が居た頃、会いに行くたびに、FBで毎回投稿していた記事の一つです。

母のおかげで、ご縁をいただいた老人ホームです。
お世話になった職員の皆さまにもお会いできました。
近隣県ですので、いつでも訪問可能。

3月or5月の祭日。
訪問演奏で、おかあさんの音を、久しぶりに聴いていただきます。
たぶん両月の可能性大です。

シターと鍵盤楽器を持ち込み、シターでは、既成曲の他に即興も...と。

こちらでは、多様性に満ちた音を共有します。
どのようなコンサートになるのか私もわかりません。
それが楽しみなのです。

ひとは、人に、種を蒔いていかなければならない。

丸3年の
自分の中の革命・・皆さまに感謝して。

18.8.16

成って鳴るおと








我家のスピネット。


来た当初、、演奏できる状態ではなく、全く鳴っていなかった楽器。

スピネットとのお付き合いが始まったのは5年前に遡ります。

    http://clavicymbalum.ldblog.jp/archives/51780948.html


友人の木工製作家と、良人の得意分野が一つになって、
ジャック、タング、プレクトラム等を総入れ替えして一から修復したスピネットです。


昨年、4年越しで演奏できる状態になって、それでも何度か調整をしながら、
母の老人ホームに持ち込んでのコンサートも出来ました。


やっと思うような感じになってきましたが、

響鳴板が小さいのは否めない。
低音と高音のバランスを、まだどうにかする必要があるのではないかと思ったり...
低音部の重み。弦を弾く爪のしなり方とか。

まだ、どこか手直しをする余地があるのではないかとか。
ひとつ良くなったら、次々とまた別の課題が出てきます。


屋根の開き方でかなり音質が変わります。
もう1台のチェンバロは、屋根(ふた)の開き方では音量しか変わらないのですが、

スピネットはストッパーで止めると、少しこもってしまいますので、
この映像では全開にしています。場所によって音の響きがずいぶん変わってきます。
課題は「響き」です。


専門機材での録音ではなく、音はビデオに撮ったそのまま。
画像編集も出来ないので美しさもありませんが、
全体的な音の確認をするため、一曲ビデオに撮りました。


友人と良人により、ゼロから音の輝きを取り戻したスピネット。

ようやくこの音に辿り着きました。

今のおと。ぜひ聴いてください。



14.8.16

スピネット調整


いまのうちに、スピネットの数カ所のジャックとプレクトラムの調整。

ついでに調律。









再度調整した音を確認する為、
私にとって、いま一番身近な曲・バッハのBWV1080。フーガの技法。
その中からコントラプンクトⅠの単純フーガを録音してみました。

何度かフーガの技法を
チェンバロとピアノで全曲演奏させていただいているのですが、
実は、自分の奏でるフーガを録音するのも、
聴くのも初めてです。

録音して自分の音を聴く・・これは大切ですね。
聴いて良かったです。いい音、鳴り始めて、また少し落ち着いたと思います。

昨年、4年越し?での大修復を終えたあとのスピネット。
コンサートでも活躍してくれています。
少しずつ調整を加えながら、もっともっといい音に整えていきますね。


録音したビデオは、PCに入れました。

いま、聴いています。

4.1.16

多彩なおと



好天気に恵まれた新年もはや4日目。
生徒さんのレッスン初めでした。

申し遅れましたが、あけましておめでとうございます。

毎年の如く、
新年礼拝で讃美と祈りと共に一年が始まりました。

新年早々から2日目、3日目と
いろいろな場で、いろいろな分野の方々と多彩なおとに触れています。


分野を越えてありがたく感謝な気持ちでいっぱいです。


昨年の母の老人ホームコンサート後から、
数あるシターの課題曲練習と、こころに示されたチェンバロ曲の改めての譜読み。
バッハももう一冊用意。二冊の音を観る。

娘がプレゼントしてくれた、
チェンバロ用とシター用の手作りの譜面隠しも出番を待っています。









これからシターやスピネット、チェンバロのコンサート時に活躍します。



母とも日々共演中の今。
様々な「おと」に触れ、寄り添って、与えられる自分でありたいと願っています。



少しずつ、少しずつ
奏していきながら何かを気づかされる年に。

24.12.15

あたたかいXmas


昨日、老人ホームでのコンサートを無事終了しました。


今年は少しあたたかですね。


今回は、母と違う別号棟のご尊老の方々も多くいらしてくださり、
賑やかなコンサートになりました。



美空ひばり、島倉千代子、テレサ・テンの名曲を伴奏。
演歌は初めてです。が、盛り上がったのは言うまでもありません。


専門分野から、クープランの組曲から一曲と、
アントワネット王妃の曲を聴いていただきました。
そして神の御降誕を祝い賛美歌も。











母のホームでは、
既にシターと言う弦楽器を認識していただいているので、
終演後は、珍しいスピネットの音遊びに集中^^


毎回、
ご尊老の皆さまを前にしてのコンサートでは、次回の課題をいただいて帰ります。



終演後に人生の大先輩から握手を求められました。


握り締めた両手は
自信とこころの温もりに溢れていました。


母のお部屋で帰り支度をしていたら、
お世話になっている某病院の看護師の方が来られて、

「シターを初めて聴かせていただきました。
とてもあたたかい音ですね。教会で弾いても合いますね」と嬉しいお言葉を頂戴しました。
ありがとうございます。


ご尊老・スタッフの皆さまとの共演。
音楽療法(楽法)での奏・・私にとって「こころの真髄を教えられる場」です。


  来る新しい年も
  あたたかく、やさしいおとを皆さまと。

10.11.15

生まれ変わったおと




スピネットが楽器部屋に加わって、補修・修復を手がけることになって凡そ4年。

友人に製作していただいたジャックに加え、弦の張替えと、タング、プレクトラムなどの総入れ替え。

友人と良人の、それぞれの専門・得意分野が見事に一つになって、
徐々に音が鳴り、弾きこみながら、全体の輪郭が現れ…音が整いました。


そのうち2年間は、諸事情でできませんでしたが。

母の住まう老人ホームで、Xmasコンサートを致します。
その間に、新しい方たちも数人入居してきました。

この日は新生のスピネットと、優しいお母さんの音がするシターを持ち込みます。


ご尊老の皆さまとクリスマスのお祝いです。
まるでこの日に合わせたかのようなスピネットの補修・修復完成。




シターでは、賛美歌、童謡、日本のうたetc...の曲を。

スピネットでは、本来の型を破ります。



12月23日(水)

人生の大先輩たちに囲まれて、喜びと楽しみを共に。



お母さんの
あたたかな心の音(ね)が届けられますように。

14.10.15

音の容(かたち)独りごと



長いか。短いか。



忘れられない2年目の秋。間もなく、亡き父の看病で実家に赴いた日がやって来ます。
永いお別れのあとも尚、
いろいろな人、もの、ことに出逢い、想い、問いかけ、考える機会が続いています。


一昨年秋からの松山滞在生活から、自分に問いかけが続いている中で、
こころの中に潜んでいた音へのわだかまりが、ようやく少しずつ解けてきました。
こころと音の同時解放と言うのでしょうか。


チェンバロ、スピネット、シター、ピアノ...
これらの楽器が目の届くところにある。


それぞれの楽器で時代を打ち破っている毎日。
一つの枠に捉われないで、自分に与えられたそれぞれの音を。


聴く人によって感じ方は違う。
チェンバロはテクニックをみせる楽器ではない。
拘るところはもちろんある。


時々、分野の違う方たちとの語らいも愉しむ。
色々な感じ方の人たちがいてくれるからこそ、奏する私たちも一緒に音を楽める。



古楽器と現代楽器の奏法、音は異なもの。
だからいいのです。


  音・・追う。観る。奏する。聴く。出逢う。思う。問う。考える。語る。描く。創る。遊ぶ。



音の表現を想像してみたらこんなにもたくさんあったのですよ。
日本語って素晴らしいですね。
もっとあるかなー?^^



それでも
まだ私に足りていない音・・どうしても自分の音にしたいものがあとひとつあります。


長いか。短いか。
様々な音の言の葉を学ぶに良いチャンスの自分充電。
音楽生活の中で、今まで以上に深く考え、教えられ、学べたのは最初で最後かも知れないけれど。

やっぱり、私って不器用なんですかねぇ~^^


時のしるしを察知する。その時、新しい扉を開けなさい。
神さまと亡き父が微笑みながら教えてくれています。



      自分を自分にする。

   
      最後は、こころが音を決める。

3.10.15

出逢ったおと



秋気澄む日の今日。
オーバーホールを終えてお嫁入りしてきました。



去った夏は、我が家の半世紀を超すピアノ買い替えで楽器巡りが続き、
日を変えて、京都のピアノ工房に伺い、試奏すること1時間半。


とにもかくにも先入観を捨て、数あるメーカー、名器にとらわれず…
直感!私の魂を揺り動かされた瞬間。

メーカー名を見たら、それはSUHWESTER(シュベスター)でした。

私にとって、UP、GP合わせて5代目のピアノです。

シュベスターとは、ドイツ語で姉妹という意味なんですね。


ふんわり包み込まれる様な暖かい音。不思議な感覚が続き、楽しくなって、
気がついたら、試奏していた時間の大半を、そのピアノと対話して遊んでいました。


決め手となったのは、モーツァルトソナタ、師匠の曲、フーガの技法。
特に、音楽の軸のフーガの技法で魂が喜んだのです。
何しろ対位法が大好きなんです^^


それぞれの時代の楽器の特徴を知って演奏すると、
ピアノでのバッハも面白いですね。


魂とこころの充足感。


      あなたに相応しい音はこの音だよ。と神さまが言う。




大好きなドビュッシーを連れて行くのを忘れてましたけれど。


ピアノだからピアノだけのタッチだけではない。
チェンバロやスピネットもそうだったように、再びピアノも、自分の音に。


それぞれの様々な奏法・タッチ・ペダリングでこれから育ってくれるといい。

私の場合、基本のピアノ奏法は、ダンパーペダルよりもソフトペダルが主役になる。
どんな音を必要としているのかは、時代や曲によって違う。


わがままを言わせてもらえるならば、
真ん中はミュートペダルではなく、ソフトテヌートペダルが欲しい!^^;


アラサーのMyチェンバロ…製作家から完成の第一報を戴いた時と同じ気持ちです。


     若い頃の子育て時代を想い出しました。

     楽器も人間の子育てと同じ。



                音育て・・また始まります^_^

26.8.13

音が少しずつ

豪雨の後の関西ですが、肌に感じる風は涼しい週明けです。

雨で被害を受けられた地域の皆様にお見舞い申し上げます。



スピネットのリニューアルが少し進行しました。


注文していた弦とタングが先日届き、
調子の悪い部分の弦張りを終え、




友人に依頼していたジャックも全部揃い、
まずはプレクトラムを入れる作業まで。









製作していただいたジャックは見事な美しさです。


補修が完成するまでには
まだ少し月日と時間を必要としますが、



完成後の音の鳴りが楽しみです。




20.10.12

じっくりと


スピネットの改造を開始して凡そ2ヶ月。






ずっと空っぽ状態にしていた鍵盤...
一通り全部埋め込んで、



ジャックの製作をして下さっている友人の工房に持ち込み、
詳細の打ち合わせに相方と行ってきました。





前日に、
数日前に届いていた見本のジャックにタングを固定し、
プレクトラムを入れてちょこっと音だししてみました。

思っていたより
とっても可愛くて良い音が響くのにびっくり!

ちなみに
ジャックの大きさはピッタリです。


このスピネットの場合、
鍵盤の高さや深さが音によって違うので
実際に実物を見ていただいての楽器持参でしたが、
その調整の打ち合わせもすんなりとまとまりました。


すべてが整うまで
ちょうど幼子の成長を急がず、騒がず
ゆっくりと見守っていくような感じですね。




今年中には完成するかなぁ~。
  

5.10.12

スピネットのジャック


先月からスピネットの改造が始まっています。

兼ねてから友人に頼んでいたジャックの見本が届きました。






音を出すためのメインになる部品ですからとても繊細な作りです。
この道のプロですから流石!です。


これが完成すれば
その後は弦張り、ヴォイシングへと進むことができます。

27年前に我が家の一員になったチェンバロ(デュルケン・フレミッシュ)も
このような繊細な、幾つものプロセスを経ての完成だった訳です。

その当時、製作過程の途中、
鍵盤の色から響板の装飾画、脚のデザイン、その他、細部に至るまで話し合いを重ねながら、

発注してから半年以上・・
やっと全てが整い、完成して製作家の方が納入しに来て下さった時は感慨無量だったのを思い出します。
それは今でも忘れることは出来ません。



今回は
友人と私のパートナーのスピネットの音作りを
目の当たりにしながら完成を待つことになります。



色々な音の色での表現を心待ちにしている私です^^


19.9.12

始まりました。


昨年末に、ある工房主が譲って下さった可愛いスピネット...

ただいま、
蓋を開けると空っぽです。

新たな息吹を一から吹き込むために、
ジャック、その他の必要部品の製作を友人と打ち合わせをしながら出来上がるのを待っています。


それはちょうど先月から着手。
先日の連休にも打ち合わせに行ってきたところです。




依頼した部品たちが完成すると、楽器の弦張り、そしてヴォイシング作業に入ることができます。

今年中には何とか響かせられるようにしたい・・というのが希望なのですが、
どうなることやら...

楽器内部の部品製作、弦張り、ヴォイシングなどの分野は
この友人と私のパートナーの合作になります。

我が家にはピアノ、そして今年27年目になるデュルケン(フレミッシュ)のチェンバロと
フランスシター、そして娘のヴィオラ、モダンとバロックのそれぞれのヴァイオリンの音が鳴っています。

色々な作業が始まったスピネットですが、
どのような素敵な音に生まれかわるのか・・愉しみで待ち遠しい私です。



少しずつ、
ゆるやかなテンポで
色々な「音」をお届けできればいいなと思っています。