ゆるりと、押し入れの上の天袋を開けました。
衣類がたくさん詰まっていて...
亡き母のお気に入りだった、懐かしい淡いピンク色の着物(道中着)が、パッと目に留まって
手に取りました。
去った、文化の日の早朝に観た夢です。
今日、
母の五十日祭を終え、教会共同墓地にて納骨式を済ませてきました。
既に天に旅立っている父と一緒に。
安堵の気持ちでいっぱいです。
関西に来てくれた2年3ヶ月の間に、やさしい音、お母さんの音を言葉にして、
溢れるほどに遺してくれました。
高校から両親と離れて生活していましたから、
これからは、ずっと二人して、近くにいてくれると想うと、嬉しくて。嬉しくて。
自分らしい最後の孝行が終わりました。
悲哀(かなしみ)はありません。平安です。
帰路は、
美しい日の終わりを観ながら。
いま、生かされています。
感謝!