5.4.17

光の風音


昨日は麗らかな日。

オルガン大好き良人と共に、
バッハコンクールで一位を取った冨田君のオルガンコンサートへ。
重厚に絡み合うおとにゾクゾク。
変化していく音。重なっていく音はまるで万華鏡。

途切れることのない音が、ホールを支配し、歌うたう。

奏者ご自身の、それぞれの曲を通して、
純粋なこころの訴えを聴かせていただいたおよそ2時間半。

ホールを照らす灯りを観ながら、
オルガンの音(ね)に満身預けておりました。

オルガンストップの様々な音遊び。
懐かしむようなおと。懺悔するようなおと。
こころ洗われるおと。煌びやかなおと。

パイプと奏者の魂の醍醐味を感じた日。


神とともに憩う...
ブクスデフーデ、バッハはもとより、
コラール好きの私には嬉しい安息の夜に。


  こころ華やぐ春です。