昨日は麗らかな日。
オルガン大好き良人と共に、
バッハコンクールで一位を取った冨田君のオルガンコンサートへ。
重厚に絡み合うおとにゾクゾク。
変化していく音。重なっていく音はまるで万華鏡。
途切れることのない音が、ホールを支配し、歌うたう。
奏者ご自身の、それぞれの曲を通して、
純粋なこころの訴えを聴かせていただいたおよそ2時間半。
ホールを照らす灯りを観ながら、
オルガンの音(ね)に満身預けておりました。
オルガンストップの様々な音遊び。
懐かしむようなおと。懺悔するようなおと。
こころ洗われるおと。煌びやかなおと。
パイプと奏者の魂の醍醐味を感じた日。
神とともに憩う...
ブクスデフーデ、バッハはもとより、
コラール好きの私には嬉しい安息の夜に。
こころ華やぐ春です。