先日、
高知で何十年かぶりに、メダカを見ました。
急遽、早朝に高知入りして、義父に会い、しばらく沈黙の時をいただきました。
8月10日(木)のことです。
途中の高知高速道で、光のパイプオルガンを観ました。
翌11日は、
義父と最期のお別れ。
高知では、
よさこい祭り真っ最中。
愛媛の父と母は、
既に主の御許にいるけれど、
第2のふるさと高知も、
こころを満杯にしてくれる。
90年生かされた後の、寝顔の義父は、とても安らかでした。
30数年…
お世話になりました。
ありがとうございました。と、義父に。
静けさの中で想う。憶う。懐うことがたくさんあります。
ありがたい良人のふるさと。
先に、
愛媛の実家の父と母を、
主の御許に送ったその日から、
すっかり、泪もろくなった私ですが…
悲しみではなく感謝!
愛媛と高知。
瀬戸内海と太平洋。
静と動。
お話好きな義母がいます。
義兄夫婦がいてくれるけれど、今度は、良人へ…陰ながら私の番です。
高知からの帰路は、
懐かしい鏡川と、夕陽、瀬戸大橋を見ながら。
ふるさとは、
遠い子守歌が聴こえる場所。
幼ごころに戻る場所。
こころに温もりが宿る場所。
義父も、
私の父母の時と同様、
長いお休みが始まる前日に、天に召され、最期まで子供孝行をしてくれました。
ひと一人との別れ。
それでも、魂は確実に生きています。
共に。一緒に。
ずっと。ずっと。