5.4.15

亡き父を憶う




一年経つのは早いですね。


父が永い眠りについて一年。
今日、教会で亡き父の一回忌の慰霊祭を致しました。


思えば昨年の今頃・・4月に入ってから、毎週愛媛と大阪の往復。


一昨年の秋から父の看病のため実家に滞在。

家族や、仕事関係の皆様にはご迷惑をおかけし、申し訳ないと思いながらも、
父との最期の半年間を、今となってはかけがえのない想い出作りの日々を与えて下さいました。


梅が咲き、桜が花開き...


入院中に院内の散策コースを歩きながら、
その間、たくさん話をしました。

それは、
高校時代から離れて生活をしている私にとってはとても心地よくて嬉しいことでした。
貴重な時間でした。

松山滞在中、
皆さまから温かく、優しい、労わりのお言葉をかけて下さったり、メールもいただきました。


ありがとうございます。




大好きな花に囲まれて満面の笑みの父。
天国でゆっくり安らいでいる父。



穏やかに一年目を向かえ、
少しずつ落ち着いてきて動き始め、実家の片付けも始まりました。



病室で。散策で。家で。
父から話して、聞かされて、託されたその言葉通りに、不思議と事が運んでいるこの一年。



昨年の入院中に撮った親族と楽しそうに遊んでいる風景や、

父が旅立つ最期の週に、そのまま一人実家に残った時、
携帯ですが、数本のビデオを撮りました。


あの日から、今日まで見れずにいたすべての父の生前映像で、

一年を向かえ、ようやく父と再会することが出来そうな気がします。




      神のみふところに憩わまし。




      今、喜びと感謝で胸いっぱいです。

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