1.7.16

祈るおと




今日から文月。
梅雨の晴れ間の暑いスタートです。


先月下旬、母が愛媛から近くに来てくれて2年過ぎました。
高齢ですから時々、体調を崩すときもあります。

幸いなことに持病はありません。


・・が、
年齢的に体調変化と戦いながらも、いつも見事に立ち直る・・世の母は強し!です。

メディアを通して見る様々なご老人問題も、時間があるときには拝見します。
母は老人ホームで皆さまにお世話になっていますが、決して他人事ではありません。

出来る限り、時間が許す限り、母を訪ねていますが、
その日は車でも電車でも、一日がかりになります。


日本には美しい四季がある。
一年は12ヶ月・・いつも違う風景、美しい植物。
往復の電車では、人生を背負っている姿を観たり...と。
目に映るものはみな生きて、生かされている。


自宅から、
母の住まう最寄駅の間は、私にとっては四季を愉しむ。ひとを観る。
いつも旅行気分なのです。

同じ風景でも、
いろが違います。聴こえてくるおとも違います。

昨日も母のところに行ってきました。
幼いころから何十年ぶりだろう...どこに行くにもいつも手を繋いでくれていたけれど、今度は私の番。
しょっちゅう母の手を握っています。

その手は
色白で、やさしくて、やわらかくて、温もりでいっぱい!


今日のシターは、

感謝とともに、
静寂(しじま)の曲と讃美歌。


私の祈るおとの練習です。


   話す言葉は
   今も変わらず、穏やかに伊予弁の母。


   新しい3年目のページをめくりました^^

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