無意識に溢れる泪で目が覚める。
止まるのを待って床をでる。
戸外を観たら、
昨日とは真逆。しっとりと大地が潤っている。
最期の花になりました。
父と母を看とる・・足掛け3年。
2年前、父を見送り、
一昨日の午後。母が天命を全うし、神の御許に召されました。
昨日、母が住まう老人ホームの地でお別れ会をし、納棺、出棺。そして火葬。
自宅に母と共に帰宅致しました。
父が主の御許に旅立って2年。
その2年間を、愛媛から関西にきてくれた母と共に喜びを分かち合いました。
出席者の方々と白百合、カーネーション...
最後に、紅一点!母が最も好きだった深紅の一輪の薔薇を母の胸元に献花。
やさしいおと。お母さんのおとを溢れるごとく伝授してくれました。
納棺前に、
昨年の老人ホームでのクリスマスコンサートで、演奏出来る状態になったスピネット…
先日、一段と鳴る様になったスピネットで録音、UPした私のフーガの技法。
私から母へ。
最期の音楽の贈りものとして、母の隣に寝そべって、並んで一緒にわたしの音を楽しみました。
昨日から連休。今年は短いけれどシルバーウイーク。
2年前の父はゴールデンウイーク初日。
父も、母も、最後の最期まで子供孝行してくれました。
父の看病の時と同様、
母との2年間も、たのしみと喜びに満たされ、それが何よりも勝っていた。
なみだよ。とまれ。
母と私の共演の2年。
笑って、咲って。喜んで。感謝して。
人の命は、神のもの。
安らかに憩わませ。
0 件のコメント:
コメントを投稿