新しいピアノが来たら、次は調律ですが。
その前に、
レッスンの合間に弾き込みです。
バッハ、モーツァルト、ドビュッシーに加えてシューベルトも。
何故この四人なのか・・
小学低学年時代に以前の先生からの紹介で入門した、三人目のピアノの師匠(男性)の厳しい指導の下、今でも忘れられない最も大好きな作曲家だからなのです。
この先生のレッスン室のピアノ横にいつしか小さい木目の楽器が並ぶようになりました。
グランド2台+スピネットです。
まだ幼かったのでなんだろう?...と。
当時、触りたくて、弾いてみたくてたまりませんでした。
その後、バロックの世界に入った時、
幼い頃に毎週見ていた楽器はスピネットだったということがわかったのです。
そうそう、
若~い頃、チェンバロデビューリサイタルをした後に...
故郷のピアノの師匠宅を訪問して、
師匠と一緒に、幼い頃、不思議に思っていたスピネット遊びをしましたよ^^
しばらく弾きこんで
ハンマーを馴染ませてから調律をしていただく予定です。
今回、縁あって初めてシュベスターと言うピアノを迎えました。
まず小一時間奏でてわかったのは、
強力な個性で特徴的な内面を持ち合わせていると言うこと。
音は暖かく優しいです。
・・が、
半端なタッチは許されないこと。
音の誤魔化しはきかない。
楽器はそれを拒絶し、正確なタッチと曲のこころを求める。
全てが同じ普通の弾き方・タッチでは明確な音が聴こえてこない。
逆に言うと、タッチの勉強になる。
ここで私の場合、チェンバロのタッチ・奏法が役にたっています。
自分の音の正確さを確かめる時、
ピアノでモーツァルトソナタをノンペダルで弾いてみる。
おとのメリハリを感じながら。
これはあくまでも、私が弾いて感じたことです(私の見解です)
ピアノによる演奏に関する考察が変わりました。
どの楽器にも個性はありますね。
我が家のチェンバロやスピネットに似てくるのかな。。。
若い頃、チェンバロに転向するまでの出発点だったピアノも、
そう考えるととても奥深いです。
調律は、女性の調律師さんが担当してくださいます。
それまでもう少し待ってくださいね^^
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