27.11.15

お母さんのように



2年2ヶ月ぶり!


諸事情ありましたが、シターの学び再開です。


祈るおと。
魂が喜ぶおと。
優しいおと。
お母さんのおと。


楽器は、自分の魂とこころが反映する。


生前の父が、実家に持ち込んだシターを初めて観て、
一時退院中時には、
毎日練習している私の音を、そっと別部屋で聴いてくれていて...

聴き終えたあとの父からの嬉しいひとこと。
私に遺してくれた言葉と声は一生忘れることはない。

今もこころの中で潤滑油となり、
チェンバロと共に後ろ盾になっている。

私のシターには
2年分の想い出のおともギッシリ詰まっている。
その想い出の音に、私のおとをこれから重ねていく。


再開を許された今日。
間近で師が奏でる魂の音は叱咤激励。


自分自身に立ち戻る。



  美しい音に。

10.11.15

生まれ変わったおと




スピネットが楽器部屋に加わって、補修・修復を手がけることになって凡そ4年。

友人に製作していただいたジャックに加え、弦の張替えと、タング、プレクトラムなどの総入れ替え。

友人と良人の、それぞれの専門・得意分野が見事に一つになって、
徐々に音が鳴り、弾きこみながら、全体の輪郭が現れ…音が整いました。


そのうち2年間は、諸事情でできませんでしたが。

母の住まう老人ホームで、Xmasコンサートを致します。
その間に、新しい方たちも数人入居してきました。

この日は新生のスピネットと、優しいお母さんの音がするシターを持ち込みます。


ご尊老の皆さまとクリスマスのお祝いです。
まるでこの日に合わせたかのようなスピネットの補修・修復完成。




シターでは、賛美歌、童謡、日本のうたetc...の曲を。

スピネットでは、本来の型を破ります。



12月23日(水)

人生の大先輩たちに囲まれて、喜びと楽しみを共に。



お母さんの
あたたかな心の音(ね)が届けられますように。