25.9.17

懐の歌


天と地。野と山。
たくさんの秋。

          おかえりっ!

嬉しい姪の言葉から始まった、一泊二日の高知滞在。

先週、帰天してちょうど一年目の母と、三年目の父の合同慰霊祭終え、
先月召された義父関係の件で、連休に高知に行ってきました。




時々、老人ホームにステイする義母も訪問。

行った時、
ちょうどご尊老の皆さんが、外のベンチに集まって、
介護士さんのご指示の下、楽しくワイワイ交流中の最中。

楽しそうな義母を見て一安心。
直ぐに私たちに気づいてくれました。

ロビーに通されて、
早速、義母の得意なお話しが始まりました(笑)

親と子(良人)の、
穏やかで静かな阿吽の語らい。

私は遠い所から、それを見守る。こころに刻む。

貴重なとき。
これからは、それが私の役目です。

父母の時に、その時間を持たせてくれたように、私もそうしたいと思いました。

義父が眠る墓前で手を合わせ、祈り、周辺を見渡したら、秋のおとを観せてくれました。



四季を感じられるって、こころも弾みますね。


美味しいお酒(日本酒党です)も。です♪

帰路に観た瀬戸内海と夕焼け空。






高知。
更に、身近に。深みを増してきました。

2.9.17

私と、デュルケンとタスカンと。


既にあるデュルケン・チェンバロが完成して32年目の今夏です。

その今夏に、
我が家に、アラサーのタスカンが加わりました。

去った6月の初対面で、
この子は絶対うちに来る!と直感!

クープランと、
師匠の曲で音出しをした時、1小節弾いたところで、
不思議な感覚に包まれたのです。

タスカンと私の魂が一致。

1751年・デュルケンはシンプルでシビアなおと。

対して、P・タスカンの低音は豊か。
高音は、エレガントで華やかな響き。

1769年のこのフレンチも個性が強そうで…
どちらもダブル鍵盤のこの2台で、響かせ方、タッチ、音色の変え方等、
チェンバロならではの技法と感覚が、更に高められるように。

デュルケンで、フランスものを弾けない訳ではありません。

…が、
タイプが違うと、同じ曲でも違和感があります。違うのです。

楽器は一心同体。
感謝と喜びを、共同で奏でていきたいと思います。

音を育てていくのも楽しみです。

人にも、
必要な方との出会いがあるように、この音も、私に必要なおと。


神さまのご計画に従っていきます^^