29.9.14

静かにかをる秋の夢

朝のレッスン終わりました。



先週末の土曜日のこと。


身内の小学校運動会の早朝、父の夢を見ました。
4月に旅立って以来、初めてのことです。

いそいそと
外出の為の準備を始めているような...そんな光景でした(^_^)



何とも父らしい姿...
楽しくてそれで早々と目が覚めてしまいました。


運動会の翌日は、
知人にお譲りした車のメンテナンスも終了して引き取りの日。


ナンバープレートも愛媛から大阪に変わり、新しい主の元へ。

スカルラッティの側でばんざ~い!
キーにぶら下げていたペコちゃんのキーホルダーは私の手元に。



レッスンや練習の合間の愉しみ...
バレエに通う往復の道中では金木犀もポツポツ咲き始めました。


ほんのり甘いかをりが漂っています。



自分に厳しかった父の教え、性格、趣味が、
いつの間にか自然に私にも宿っているようです。


チェンバロ練習途中に録音して確認したりするように、
時折、バレエの師匠が姿写真を撮って下さいます。



特に手の動きによく注意されている私ですが。
ステップや動きなどの美しい所作からはほど遠く...

週一の愉しみとはいえ、とても有難く思っています。


この秋に出会った一冊の本も、
衝撃を受けながらもまだ精読の途中です。

ゆっくりゆっくりと、
今までにはなかった別の思考が、
程よくプラスされていくのにも不思議です。






生き続けている魂。

    夢の中でも穏やかでした。
    

17.9.14

9月の庭と私の音

実家に行く度、
毎回違う色の花が迎えてくれるお庭です。


先日、
真っ先に目に映ったピンクの花...到着したばかりでこころが和みました。







麗しい秋ももうすぐ。



色々なこと、もの、を観て、触れながら、
また多種多様なジャンルの人との出会いを重ねながら、自分の音を創造している最中です。




現在、取り組んでいる曲は、
私とチェンバロの縁結びの作曲家。
当然、デビューリサイタル時の演目曲の一つでもありました。


この作曲家に出会ったのは中学~高校時代。
ファンだったある女性ピアニストさんから
録音したばかりで、まだ店頭に置いていないLP盤をいただいたのが始まりです。


この時から私のバロックの旅...


もう時効だから言える事ですが、
学生時代に恩師の教授から頂く課題の曲より、
その曲の方が面白くなって、彼の作品ばかり練習しておりました(汗)
気が合ってましてね^^


当時、聴きに行くのもその類で、
パイプオルガンのコンサートにもよく通っておりました。


若い頃と
年齢を重ねている途中の今日とでは、
当然、人には良い意味で随分と温度差があります。



そんな溢れるほどの思い出の詰まった彼の作品を、
別角度から音語りが出来たら...と思い、練習中の今現在です。




父と二人で向かい合った半年間...
その中で、改めて自分を見つめ、把握できたことは、



私の性格は父譲りだったということ。





        ありがたきかな。

13.9.14

GINOくんがゆく

暑い夏は苦手です。

朝晩の肌心地が秋めいてきましたね。


急ぐメインの要件も無事に片付き、落ち着いたところに、
更に続く用件で愛媛です。


当分、愛媛行きは続きます。


去った父の入院時に
私の手となり足となって喜びを運んでくれた父の愛車。


その時、綺麗に乗ってくれてるね!って嬉しそうに話してくれてましたけれど(笑)


次はミニクーパーにする予定...とも^_^


小回りが利いてとっても気に入っていたそのイケメンGINO(ジーノ)くんを
知人にお譲りすることになりました。






今のように、
実家に置きっぱなしの状態より、毎日乗って頂いた方が車も嬉しいでしょうから。


ひとつずつ、一つずつ...
ゆっくりではあるけれど、お片付け進行中で、

寂しくもあり...でも穏やかに進められていることに感謝しています。


いつも聖音です。


アラベスクからアントルラッセ・・
時間が取れたので、昨日はバレエで自身の身体を調律しました。
先生によると5ヶ月ぶりでした(汗)


今日は
実家近くの温泉でリフレッシュして、明日、ジーノくんと一緒に関西へ。





知人のお宅に行っても


楽しさと共に、
無くてはならない足となりますように。

8.9.14

バロックな静寂

この日は
朝から光と影の眩しい一日でした。


昨日のこと、
Vn.娘のリハ終了を待ってのコーヒータイムに良人も誘って神戸の隠れ家に集合♫















文字通りの、
光と影・・バロックな静寂の中で、細やかだけれど、こころの贅沢をして来ました。













入院する父の看護で
実家に滞在することが始まった昨年の10月。
早いもので、もう来月なんですね。

それから半年後...
今年4月下旬の父の旅立ち以来、悦びで胸いっぱいです。


今、2つの企画中のプログラムがあります。


自分としては実質、3つ目の青写真ですが。


素晴らしい佇まいの中で
プログラム選曲に力が、拍車がかかりそうです。



   この静けさが重要なんですよね。