28.12.14

心と音の琴線ひととせ




想い出を溢れるほどに増し加えた一年。


こころをふんわり包んでくれた一年。


周りの皆さまの
優しいお言葉を沢山いただいた一年でした。


父が天に旅立った4月。
母が近くに来てくれた6月。

去った12月21日は
某ホームでの音と楽の贈りもの...
当日、差し替えた曲も奏し、最後に聖夜を弾き語り。

いつかこちらにスピネットを持ち込もうとも^^


チェンバロのみならず、
練習していたシターの音を聴いて、
亡き父が残してくれた忘れられない嬉しい言葉でシターへの拍車がかかった2月。



クリスマスイヴは、
揃って主の御降誕をお祝いし、
多くの感謝と、喜びを胸に、お祈りしました。



昨年の10月より穏やかに充電中。

その充電中の最中の
先日21日の母たちの前でのシタープチデビュー。


新進作曲家の方からいただいた数曲の不思議な感じのカッコイイ曲があります。
この作品たちはシターで少しずつお届けできればと想い願っております。



亡き父と向き合った最期の半年。
駆け足でいろいろな尊い学びを与えられた年です。


来る年も
残る愛媛での諸用が続きます。


チェンバロ奏者さんとの打ち合わせも始めて参ります。


チェンバロも、シターも、
バロックな静と、華と、穏の美しい音が鳴り、



        

        聴こえてくる聖音と


        対話を重ねながら、


        心の声に従って。


        

     今年はたくさんの心の琴線に触れた年です。

     
     ブログにご訪問下さっております皆さまに心から感謝致します。

     
     ありがとうございます。



            来る年も、
   
            こころ躍る年になりますように。




            どうぞよろしくお願い致します。


21.12.14

音と楽のXmas


暖かな日和の一日でした。


来るクリスマスのお祝いの
音の贈りものを母のホームに届けて来ました。


シターと鍵盤キーボード...


キーボードでは宮沢賢治の耕母黄昏(弾き語り)、バッハのコラール3曲、主よ人の望みの喜びよ、そしてフーガの技法1曲を。

シターではふるさと、荒城の月、幼な子(ダミアン・原田)、カッチーニのアヴェ・マリア(ヴィヴィロフ)、聖夜など。



日本の童謡は、
ご入居の皆様方にもご一緒に歌っていただきながら。



私の想いがひとつ叶いました。



・・というのも、
昨年10月から今年4月までの間、
父を通して、旅立つその日まで、私は一人の人間の生と死を目の当たりにしました。


その中で、
少しでも喜びと、心の感動をお届け出来たら...と
父を看ながらずっと考えていたのです。



音楽に
負の副作用はありません。


最後に
95歳の最高齢のおじいさまのリクエストにお応えして聖夜を弾き語り...
心地良く最後まで歌わせていただきました。




昨年より
残る諸用で充電中の今。






           いろいろな音で

           喜んでいただけましたこと、幸いです。





           これを機に

          
           毎月、音のお届けをすることに。

15.12.14

MUSICA DONUM DEI



先だって投稿していたクリスマスサプライズ!



個人に向けて
密かに計画していた演奏が...



縁あって、
6月に関西に来てくれた母がお世話になっているホームのロビーで
入居している人生の先輩方と共にキリストの生誕をお祝いをすることに。


喜んでいただくこと。
私がして差し上げられることといえば、音を奏すること。



来る12月21日(日)
シターと、鍵盤キーボードを持ち込んでの演奏です。






シターでは
賛美歌、日本の童謡、師匠の小作品から、



キーボードでは
折角の電子音で4oct.あり、オルガンVoiceも数種類あるので、
それぞれの曲に合わせて音色を変化させながら、
バッハのコラール数曲、フーガの技法からcontrapunctus 1 など。


オルガン音ならではの
音の重なりが美しく、
興味深く重厚な音を、こころに感じとることが出来るバッハの作品です。



キーボードでの曲に関しては、
当日この中から、状況を見て抜粋する予定です。


演奏を始めるに当っては、
季節は違うけれど、宮沢賢治の「耕母黄昏」から。

この曲は弾き語りで。


最後に一曲、皆さまと弾き歌いも^^


実家のピアノの下にポツンと置いてあった鍵盤キーボード...



てっきり、壊れていると思っていて、長い滞在中に触れることもせず、
先日、処分するつもりで確認するとなんと!普通に音が出て、何気なく持ち帰ってきました。




このような形でお役に立てられることに感謝です。




      この度の二つの楽器がもたらせてくれたもの...



      それは、



      愛と喜びと



      祈りです。






      Joy is a net of love by which you can catch souls.


                          by Mother Teresa
                           

3.12.14

シターの心の中



今日の日中は、陽の光がとても心地良かったので、


シターの向きをちょっと変えて


クリスマスに向けて練習中の曲をいつものようにメドレーで音出し。




途中、師匠の作品の小曲で
左手の和声を弾いているときに...



楽器が
人間のこころをも鋭く観察していると実感した瞬間がありました。



楽器に魂は宿っている...と言うことです。



心と心の出会いをして、対話を重ねる祈りの楽器。



私の場合、
チェンバロだけではなく、
今度は、直に弦に触れることで、シターでもそれを教えてくれた貴重な日となった今日。



私のある想いと願いが伝わった?




      だとすると、

      それは、とてもこころ嬉しいこと。



          音のこころも届きますように^^